佐々木内科クリニック
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年内は12月26日(土)11時30分まで診療
年始は1月5日(火)から診療いたします。

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悪天候、急用、諸事情などにより、
予告なく休診・診療時間の変更をする場合があります。
御了承ください


 

『専門医が選んだ★印ホームドクター〜東京都』 に当院が掲載されました。

各科の専門医(東京都内554人)が都内の診療所22,308施設の中から適切な医療を行っている「安心できる★印ホームドクター」931人を推薦してまとめた本です。

この中の信頼できる内科のホームドクターとして当院が推薦されました。
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『専門医が選んだ★印ホームドクター〜東京都』

ライフ出版  中村 康生編集  価格 1,890円(税込)
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医療トピックス

花粉症

今年のスギ花粉の関東での飛散が始まったようです。

今年の花粉飛散量は例年の5倍〜10倍と予想されています。 花粉症の症状がないか、あってもごく軽度の時期から治療を開始すると、症状の重症化、遷延化を防いだり、症状がピークに達する時期を遅らせる効果があると いわれています。花粉症の方は初期からの内服加療を御検討下さい。

花粉症の方は、(1)飛散の多い時の外出を控える。(2)飛散の多い時は窓、戸を閉めておく。(3)飛散の多い時は外出時にマスク、メガネを使う。(4) 表面がけばけばした衣服の使用は避ける。(5)帰宅時、衣服や髪をよく払い入室する。洗顔、うがいをし、鼻をかむ。(6)掃除をする。などにより花粉を回 避することが重要です。

花粉症の症状はくしゃみ、水のように流れ出る鼻汁、鼻閉、目や鼻のかゆみ、流涙が主な症状ですが、ひどくなると頭重感、寒気、だるさなどの全身症状を伴うこともあります。
治療は抗アレルギー薬の内服に点鼻薬、点眼薬の併用が中心です。抗アレルギー薬は眠気を伴うことがあるため内服している期間は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けなければいけません。しかし、眠気の少ない抗アレルギー薬もあるので自動車の運転が必要な方は御相談下さい。 例年スギ花粉はゴールデンウィーク頃まで、ヒノキ花粉は5月末頃まで飛ぶことが多いようなので、症状が出ている間は内服薬を飲んでいたほうが楽に過ごせます。

点鼻薬には鼻閉を改善する交感神経刺激薬や鼻汁、くしゃみ、鼻閉に効果のあるステロイドの点鼻薬があります。交感神経刺激薬は薬局で簡単に購入でき、鼻閉をすばやく改善する反面、その効果は一時的で連続して使用することにより効果の持続は短くなり、使用後リバウンドによってかえって鼻閉が悪化し、さらに使用回数が増すという悪循環に陥るので薬局で購入できる点鼻薬の使用には注意が必要です。また、花粉症に対してのステロイドの筋肉注射は全身的副作用が起こることがあるので望ましくありません。

花粉症があるかないかを血液検査で調べることが出来ます。
また、花粉症の時期以外にも鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状がある方は、スギ花粉だけではなく、ブタクサなどの雑草、ハウスダスト、ダニなどが原因のアレルギー性鼻炎の可能性があります。その場合は、採血によってアレルギーの原因物質の特定ができることもありますので御相談下さい。


■心筋梗塞や脳梗塞は”動脈硬化”が原因です!!
 動脈硬化とは動脈の壁が硬く厚くなることで、狭心症、脳梗塞、心筋梗塞の直接的な原因です。年令が上がれば動脈硬化は自然に進んでいきますので、たとえば70才の方は30才の方より動脈硬化が進んでいるのは自然なことなので仕方ありません。

  つまり、年相応の動脈硬化の程度というものがあります。しかし、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などは動脈硬化を年齢以上に進展させるので、そのような疾 患のある方は実年齢よりも血管年齢はかなり高くなっている可能性があります。
 
  当院の血圧脈波検査装置は両手、両足の血圧を測定するだけで簡単に動脈硬化の程度を調べることができます。 高血圧、糖尿病、高脂血症などのために動脈硬化が進んでいてもそれらの治療により動脈硬化も改善する可能性があります。

  高血圧、糖尿病、高脂血症などがある方は定期的に測定し自分の動脈硬化の程度を知っておいたほうが良いでしょう。

血圧の薬は飲み始めると一生飲まなくてはいけない?

 ”血圧の薬は飲み始めると一生飲まなくてはいけないのですか?”
高血圧で血圧の薬を飲む必要があります、と伝えたときに、ほとんどの方同様のことを質問なさいます。

どうやら、血圧の薬は飲み始めたら最後やめられないので、飲み始めないほうが良いのではないか、と言う考え方が一般の方に広まっているようです。

高 血圧は軽度であれば自覚症状は特にないことが多いですが、放っておくと動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞になってしまう可能性があります。ですから、健 診などで高血圧を指摘されたら早めに正常血圧にコントロールしたほうが動脈硬化の進展を予防でき、脳梗塞や心筋梗塞になる確立を減らすことが出来ます。

肥 満や塩分の摂り過ぎも高血圧の原因ですから、食事に気をつけ適度な運動をするだけでも血圧は下ることはあります。また、一時的なストレス、アルコールの飲 み過ぎでも血圧は上がりますから、思い当たる方はそれらを解消するだけでも正常血圧に戻ることもあります。しかし、それらのことに注意しても正常血圧にな らなければ、血圧を下げる薬を飲む必要があります。

基 本的に高血圧は風邪のように一時的に薬を飲んで治ってしまう病気ではありません。血圧の薬を飲み始めて良い血圧になったからと言って、血圧の薬をやめてし まうとまた元の血圧に戻ってしまうだけです。良い血圧にコントロールするには薬を飲み続けなければいけないということであって、やめられなくなる、という のは言い方として正確ではありません。良い血圧を保つためには、飲み続ける必要がある。ということです。

血圧の薬を飲みつつ、食事療法や運動療法の効果が出てくれば、必要以上に血圧が下がることがあります。その場合は、薬を減量あるいは中止しても正常血圧で収まる場合もあります。そうなれば血圧の薬を中止することも出来るかもしれません。

血圧の薬を飲み始めることにマイナスイメージを持ち、薬を飲み始める時期を遅らせることは動脈硬化を進展させ脳梗塞や心筋梗塞になるリスクを高めてしまいます。みなさん注意して下さい。


健診で心電図が正常ならば心臓は問題ない??
 会社や自治体の健診を受けられている方は多いと思います。その中でも心臓病のチェック目的のために心電図を受けられる方も多いでしょう。
健診の結果、心電図が”正常”であれば、心臓病の心配はないだろう、と思われている方も皆様の中には多いのではないでしょうか?

 心臓病の中には動脈硬化により心臓の血管が狭くなり十分な血液が流れなくなる、狭心症や心筋梗塞などの”虚血性心疾患”、脈が 速くなったり、不規則になったり、遅くなったりする”不整脈”、高血圧を放置していたため、心臓の壁が厚くなったり、心臓の部屋 が大きくなったりする”高血圧性心疾患”、心臓の中の血液の逆流を防ぐための弁が十分に開かなかったり、しっかりしまらなかった りする”弁膜症”、心臓の筋肉自体に原因不明の異常が生じる”心筋症”などがあります。

 この中でも、狭心症や不整脈は胸痛や動悸などの症状が出ている時に心電図をとらなければ心電図に異常は出てきません。狭心症や不整脈は症状がないときの 心電図は正常なことが多いのです。症状がないときに心電図をとって問題がないからと言って心臓病が否定できるとは限りません。ですから、胸痛や動悸などの 自覚症状がある方は、健診の心電図が正常だからといって安心せずに、しっかり症状を主治医に話し、運動負荷試験やホルター心電図など病態に適した検査を受 けるようにして下さい。

 だからといって健診の心電図が無意味なわけではありません。心臓の壁が厚くなったり、心臓の部屋が大きくなったりしていれば心電図に所見が出ますし、重 症の狭心症では症状のないときでも心電図に異常を認めます。心筋症で症状がない場合は健診の心電図で偶然見つかることも多いです。もちろん過去に心筋梗塞 の既往があればいつ心電図をとってもわかります。

以上のように、症状や病態に合わせ心電図の結果を理解するようにして下さい。

”長引く咳”はアレルギーが関係しているかもしれません!!
 熱もない、だるくもない、食欲もあるのに咳だけが2週間も3週間も続いてしまう方がいらっしゃいます。これは”咳喘息”、”アトピー咳嗽”といったアレルギーに関係した咳の可能性があります。
 
  この咳は就寝時や夜中から早朝にかけて多く出て、咳のために眠れない場合もしばしばです。会話、電話、冷気、暖気、タバコの煙などで咳が誘発されます。ま た、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、じん麻疹、アトピー性皮膚炎などアレルギーの素因を本人や家族の方が持っている場合が多いようです。アレル ギーの素因があるかどうかは血液検査で知ることができます。
 
  治療は気管支拡張剤、抗アレルギー剤、吸入ステロイド薬などですが、咳喘息とアトピー咳嗽では気管支拡張剤の効果に差があります。
 
  ただし、長引く咳には、肺ガンや肺結核など重篤な疾患の可能性もありますので、胸部X線などでそれらの疾患を否定することは重要です。

■タバコを吸う方は”慢性閉塞性肺疾患(COPD)”に注意して下さい!!
 タバコを長年吸っている方で、風邪も引いていないのに咳や痰が出る、あるいはちょっとした運動や日常生活で息切れを感じることがある、などの症状がある方は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の可能性があります。
 
  慢性閉塞性肺疾患とは、空気の通り道である気管支やその先にある肺胞に炎症性の病変が生じ、咳や痰、呼吸困難を引き起こす慢性気管支炎や肺気腫の総称で、 喫煙者に多いため”タバコ病”とも言われています。 2001年に行われた大規模な調査の結果、慢性閉塞性肺疾患患者は日本に約540万人いると推定されています。 世界的に見ても死亡原因の上位であり、WHOによれば2020年には死因の第3位になることが予想されています。

  慢性閉塞性肺疾患はスパイロメトリーという呼吸機能検査を行うことで診断できます。 国際的なガイドラインでは、長期にわたる喫煙歴があり、咳や痰が出る方には呼吸機能検査を行うことを推奨しています。
 

■昼間の血圧が正常でも安心できません。”早朝高血圧”があると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。
 心筋梗塞の発症は早朝の時間帯に多く、この原因のひとつとして”早朝高血圧”が注目されています。早朝高血圧とは昼、夜の血圧が正常でも、朝の起床時の血圧が高い高血圧のことです。
 
  しかし、早朝高血圧の存在は診察時に診療所で血圧測定をしているだけではわかりません。自宅で家庭血圧を測定することが重要です。現在、高血圧の薬を内服 中の方は、自宅で朝の起床直後と就寝前の血圧を測定し、就寝前の血圧が正常でも、明らかに朝の血圧が高い日が続けば早朝高血圧の可能性がありますので御相 談下さい。
 
  降圧剤の種類や内服時間の調整により、起床時の血圧を下げることが可能です。それにより、朝方の心筋梗塞の発症の可能性を減らすことができるかもしれません。
 
  家庭血圧の測定は家庭血圧計が正確で正しい測定方法で測定されていることが前提です。そのためには主治医に正しい血圧の計り方を指導してもらい、診察時に 家庭血圧計を持参して診療所の血圧計と比較し、精度を確認することが重要です。また、測定した血圧を血圧手帳(当クリニックで差し上げています)に記入す ることも血圧の変動、経過を知るうえで重要です。



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